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女性特有の病

1. 「冷え性」
1.「冷え性」のイメージ

冷え性は病気ではありませんが、東洋医学的には「未病」と呼ばれる段階です。体温が低いことで、免疫力が下がったり、代謝が悪くなったり、血液の流れが悪くなったりと、他の病気の原因となりうる様々な悪影響が出てくるのです。まさに「冷え性は万病のもと」と言えるのです。
冷え性は男性よりも女性の方が圧倒的に多いのが特徴です。女性の方が体の構造上「冷えやすい造り」になっているからです。会社などで男性陣との冷房の設定温度争いはそれが原因です。

血管が細い

女性の方が男性に比べて血管が細く血液の流れが滞りやすいため、手足まで充分な血流がいきわたらなくなりやすいといえます。

筋肉量が少ない

熱を作り出す元となる筋肉量が圧倒的に少ないためどうしても熱量不足になりやすく平熱も低くなりがち。

心臓のポンプ能力が弱い

特に運動の習慣がない人は心臓が血液を押し出す力も弱く血行が悪くなりやすいといえます。

自律神経のバランスが崩れやすいのイメージ
自律神経のバランスが崩れやすい

体温や血圧をコントロールしている自律神経のバランスを崩しやすいのも女性の方です。

骨盤の形が丸い

女性と男性の骨盤の形を比べると女性の方が丸く、また狭い骨盤の中に子宮や卵巣が収まっているため、女性の方が骨盤内の血流も悪くなりがちです。

そして、冷えによって引き起こされる病気には以下のようなものが考えられます。

免疫力の低下

体温が1度下がると免疫力は約60%になるといわれています。このため体が冷えていると風邪をひきやすかったり、膀胱炎や腟炎などちょっとした炎症を繰り返しやすくなります。

月経不順

骨盤内が冷えて血行が悪くなると卵巣への血流も滞りがちなため卵巣機能が低下します。その結果、月経不順を引き起こす事が考えられます。

月経痛のイメージ
月経痛

子宮の周りの血流が悪いと月経の時に子宮の周りに血液がたまった状態になり痛みが出やすくなります。

内蔵機能の低下

食べ物を消化したり体の機能を保つために必要な「酵素」は約37度で最も効率よく働きます。そのため体の内部の温度が低いと酵素がうまく働かず、内臓の機能そのものが悪くなってしまいがちです。

不妊症

子宮や卵巣への血流が悪くなると、卵巣機能が低下したり子宮内膜がきちんと厚くならなかったりするため妊娠しにくくなる事があります。

痩せにくい・むくみやすい

代謝が悪くなるため冷えている部分が特に痩せにくく、血流も滞るのでむくみやすくなります。

鍼灸は全身の気の流れを整えることで血流を良くする事が得意です。今までのべたように冷え性は放っておくと様々な病気を引き起こします。冷え体質を改善し、血流が良く温かいからだは、健康的で輝いた印象をまわりにあたえる事でしょう。

2. 「月経痛・生理痛」
2.「月経痛・生理痛」のイメージ

月経の時に多少下腹が痛くなったり腰が重くなったりするのは、子宮の周りに血液が滞るせい。特に、寝込むほど月経痛がひどいものを「月経困難症」と言います。月経困難症の最も特徴的な症状は、痛み止めがなければ我慢できないほどのひどい月経痛。中には痛みがひどすぎて立ちくらみを起こしてしまったり、吐き気を伴ったりする人もいます。

ひどい月経痛を伴う月経困難症には、2つの種類があります。子宮内膜症や子宮筋腫など月経痛の原因となる病気がはっきりしている「器質性月経困難症」と、はっきりとした原因は分からないけれどとにかく痛い「機能性月経困難症」です。
まず、器質性月経痛は子宮や卵管などになにか「器質性=目に見えるはっきりした異常」があって痛みが起こるもの、これには

1.子宮内膜症 2.子宮腺筋症 3.子宮筋腫 4.子宮の奇形

などがあります。そして、「目に見えるはっきりした異常がない」のに痛みが起こる機能性月経痛。鍼灸は、この機能性月経痛に特に良い効果を発揮します。原因には

1.ホルモンバランスの崩れ 2.ストレス(心理的原因) 3.子宮口が狭い

などがあげられます。
東洋医学では、冷たいものを好み、からだを冷やしたため寒湿が子宮に侵入し、経血を凝縮させ循環が悪化し痛みを発生させる。また肝鬱気滞による血行障害、肝腎の気の不足から子宮が栄養されないために起こる痛みがあるとされています。
痛みは生活の質「QOL」を低下させてしまいます。薬を飲み続ける事に不安な方は、鍼灸を試してみてはいかがでしょう?

3. 「月経不順・無月経」
3.「月経不順・無月経」のイメージ

月経の悩みで一番多いのが「月経不順」。規則正しく月経が来ないというものです。初潮からずっと月経不順という方もいれば、受験や就職などをきっかけに数ヶ月間だけ一時的に不規則になったり、更年期の症状の1つとして40代後半から急に不規則になる方もいます。
女性の場合、月経が規則的に来ているかどうかが、ホルモンの状態を含めて心身が正常に働いているかどうかの一番分かりやすいバロメーターになります。たかが月経と侮ってはいけません。

月経不順の原因として割とよくあるのが、卵巣機能の低下による女性ホルモン不足です。月経がきちんと来るためには、脳から卵巣へ「女性ホルモンを出しなさい」という命令が出て、その命令を受けた卵巣が卵を育てて女性ホルモンをきちんと出す必要があります。
ところが、卵巣が疲れてしまったり、「多嚢胞性卵巣」のような体質的な異常で卵巣が上手く働かなくなると、この女性ホルモンが足りなくなってしまうので す。ホルモンが充分に出ていないと、月経も正しく来なくなります。卵巣が疲れてしまう原因としては、ストレスや冷え・不規則な食事・卵巣のう腫などの病 気・加齢などが挙げられます。
東洋医学では頻発月経を「経早」、揮発月経を「経遅」、不規則月経を「経乱」と呼びます。

「経早」は血熱妄行(血熱のため血の流れが過剰になり、正常でない部分へ血が行く事)、あるいは慢性疾患のため気を損ねて陰が傷つき、陰虚から内熱が生じ血が漏れるとし、「経遅」は寒邪が血を凝縮して経血の流れを障害したり、気帯血瘀によるもの、生気が衰えて血が少なくなったために起こるとしています。
「経乱」は憤怒などによって肝を傷つけると、疏泄作用が過剰になれば月経回数が増え、衰えれば月経回数が減る。また、腎気が不足すれば、腎の封蔵能力が低下し血を貯めておく血海の働きが異常をきたし不規則月経となる、とされています。
女性のホルモンバランスはとてもデリケートです。
無理なダイエットや急激な環境の変化、ストレスなどによって自律神経のリズムが乱され、月経のリズムも狂ってしまいます。鍼灸はこの自律神経に働きかけることによって、乱れたホルモンバランスを整えるお手伝いをします。

4. 「月経前症候群(PMS)」
4. 「月経前症候群(PMS)」のイメージ

排卵後から月経直前の時期にかけて、さまざまな体調不良や精神的な症状が出て、月経が来たとたんにそれらの症状がすっかり消えてしまう。
それが「月経前症候群(PMS)」と呼ばれるものです。排卵後から2週間近く具合が悪い人もいれば、月経直前の1日だけ寝込んでしまうほど症状がひどい人もいます。

最近は女性誌で特集が組まれたり、ネットでも検索されるようになってきたPMSですが、一昔前までは婦人科の教科書にすら載っていませんでした。
昔も、 「なんだか毎月同じ時期に極端に体調が悪くなるな」「生理前だけ性格が変わってしまうみたい」と感じていた人はいたはずですが、PMSという病気の概念が なかったため、病院で相談しても「精神的なもの」とか「我慢が足りない」といったことで取りあってもらえなかったのではないかと考えられます。

また、昔は月経が始まると数年で子どもを産み始め、立て続けに何人も出産することが多かったため、妊娠や授乳期間の無月経が今よりも頻繁にありました。月 経回数が少ない分、月経前の症状に悩まされることも少なかったわけです。
現代は、晩産化・少子化のために一生のうちに迎える月経の回数が極端に増えまし た。その上、ハードワークや様々なジェンダープレッシャーにさらされているので、ストレスのせいでPMSになる女性も急増しています。そういった意味で、 PMSは現代病と言えるでしょう。

 PMSの体の症状で多いもの
1.月経前の下腹の痛み 2.腰痛 3.頭痛 4.めまい 5.吐き気 6.ひどいむくみ 7.便秘 8.ニキビ

など。他にも、肩こりや手のしびれなど、他の病気と紛らわしい症状を感じることもあるようです。

 PMSの精神的な症状で多いもの
1.月経前のイライラ・気分の落ち込み 2.集中力の低下 3.仕事ができなくなる 4.不眠 5.理由もなく突然泣きたくなる 6.過食 7.甘いものばかり食べ過ぎる

など。いずれも「うつ病」などの精神疾患に似た症状が多いのですが、月経が来ると嘘のように症状が消えてしまうのが特徴です。
PMSの原因もやはりホルモンのアンバランスから引き起こされていると考えられています。
鍼灸治療は、血流を促しホルモンバランスを整え神経を鎮静化させます。月経に伴う様々な不定愁訴に対して効果的であるためPMSの様な症状に対して有効であるとされています。

5. 「月経前不快気分障害(PMDD)」
5.「月経前不快気分障害(PMDD)のイメージ」

PMSの中でも重症と思われるものを月経前不快気分障害(PMDD)と分類されます。症状はからだの症状に精神症状を併せ持ったもの、

1.著名な抑うつ感 2.不安感 3.情緒不安定 4.集中困難 5.食行動変化 6.睡眠障害(過眠) 7.様々な痛み感

などという症状を呈します。特に重要な症状として「抑えがたい易怒性(制御不能感)」があります。 鍼灸治療においてもPMS症状だけを訴える場合よりも効果が得られるまで時間が必要です。

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